平安会館 名古屋斎場 木全です。
時の流れに合わせ季節は巡り、
共に過ごした日々に想いを馳せれば、
何気ないお仕草
交わしたお言葉
当たり前であった光景
が蘇って参ります。
平成31年3月7日・・・
想い出という多くの形見を残し、最期まで命を輝かせ、
満63歳でご逝去された大切な故人様のご葬儀の
お手伝いを致しました。
振り返るといつも、
故人様のお傍にはご主人がいらっしゃり、
ご夫婦一緒にお買い物やご旅行に出掛ける
仲睦まじいお姿は、ご近所でも評判であったと伺いました。
いつかは来ることと知りながら、あまりにも突然やってきた お別れの時。
『もっと一緒に過ごしたかったよ』と涙ながらに仰ったご主人・・・。
しかし、お柩の中で瞼を閉じられる故人様のお顔は、
まるで眠っているかのように安らかなお顔でいらっしゃいます。
それは、きっと、最期にご生涯を振り返られた時、
縁を共にされた皆様と過ごされた時間が何よりも、
幸せでいらっしゃったからでしょう。
今日こうして愛するご家族や、
縁ある方々に見送られ、
故人様もきっと喜んでいらっしゃることでしょう。
喪主様、ご子息様、
ご葬儀の際はお疲れ様でございました。
故人様のご冥福を、平安会館スタッフ一同
心よりお祈り申し上げます。
【写真】
一番左;木全