ホーム > 仕事ファイル > No.1 原 史尚
人と話すことが好きで、人の人生の大きな節目に立ち会う仕事がしたいと思っていました。就職活動では「葬儀」と「婚礼」でずいぶん迷いましたが、人生の終わりに際して、心からの「ありがとう」を言っていただける葬儀の仕事を選びました。平安閣グループは、過去に参列した葬儀で、スタッフ全員が真摯に仕事に向き合う姿を見て好印象がありましたし、全国で2番目・愛知県で初の互助会組織という伝統を魅力に感じ、就職を決めました。
現在、平針赤池斎場の館長を任されています。
館長の仕事というのは、ひとことで言えば「すべてを把握する」こと。故人のご家族や関係者の皆様のお気持ちを察するのはもちろん、社内の全従業員、そしてお取引のあるお取引先様まで、すべての人の「気持ち」と「動き」を把握した上で、お客様の不安を取り除いてさしあげ、従業員やお取引先様が仕事をしやすいような環境をつくる。それが館長の仕事です。
そこに答えはありません。100のご葬儀があれば、100通りのやり方があります。でも、一つだけ言えるのは、私たちはサービス業だということ。常に私から積極的に従業員やお取引先様とコミュニケーションを図り、お互いが信頼関係で結ばれたチームづくりを心がけています。
また、サービス業の鉄則として、ご遺族の前でも基本的には「笑顔」を心がけています。もちろん時と場合によりますが、悲しみの真っ只中にいらっしゃるご遺族の不安を、少しでも和らげてさしあげられるのは、やはり頼れるスタッフの優しい笑顔しかないと思うから。
これからも私たちは、お客様のために何ができるかを全員で考え続けていきたいと思います。