葬祭ディレクターの仕事

私の妻が、"葬祭ディレクター"として活躍したいと考えております。 私は知らなかったのですが、葬儀全般を企画コーディネートする職業と聞きました。私は無知ですが、彼女のバックアップを考えています。
ただ、なにぶん二人とも素人なので良くわかりません。
資格試験があるなど耳にはしますが、どこへアクセスしてどのようにすれば葬祭ディレクターとして仕事ができるようになるのか良くわかりません。
この点につき、ぜひご教示願えないでしょうか。
アクセス先と概要を知ることができればと思いますのでよろしくお願いいたします。

葬祭ディレクターとは葬祭業界の専門職として平成8年度に誕生した労働省認定の資格です。弊社は、１級７３名、２級１０名（平成21年）という愛知県下最多の資格者を擁しています。

葬祭ディレクターになるには、２級で葬祭実務経験を２年以上有する者、１級で葬祭実務経験を５年以上有する者、又は２級合格後２年以上の 実務経験を有する者という受験資格がございます。

葬祭実務経験とは、 葬祭業務に実際に従事してお客様に接している（受注業務、設営業務、接客業務など）ことを意味し、経験年数とは恒常的に業務を遂行している期間をいい、在学中のアルバイトなどは算入できません。

１級・２級とも実務経験年数について事業主などの証明書が必要になります。

年1回、葬祭ディレクター技能審査協会が行う試験では、施行業務に関する知識を中心に、遺族心理や衛生医学などの学科試験と、幕張や司会進行などの実技試験があり、これに合格した者に付与されます。

以上のことから、奥様が葬祭ディレクターを目指されるのであれば どちらかの葬祭業社にお勤めいただき実務経験をつんでいただかなければなりません。
実務試験の幕張装飾は男性でも手の疲れるハードな試験ですが、弊社にも女性の資格取得者は多数在籍しております。
詳しくは、社団法人全日本葬祭業協同組合連合　TEL03-3222-5310へお尋ね下さい。

葬祭ディレクターは親族の気持ちを慮りながら、責任をもって取り組む、やりがいのある仕事です。ぜひ、目標に向かってがんばってください。