平安会館　大府斎場の酒井です。

冬の足音が聞こえてくるような肌寒い１１月のひと日。
大切なお父様のお式が静かに営まれました。

満８９歳。
様々な時代を駆け抜けて参りました。

喪主は長男様がされ、お疲れもある中、
懸命に式に臨んで下さいました。

奥様、お子様、お孫様、ひ孫様と
分け隔てない愛情を注いで下さったお父様。

祭壇は昔ながらの白木で飾られ、
左右の菊の中には洋花があしらわれておりました。

祭壇中央のお父様の背景は２種類。
紅葉の背景はその一つ。

華やかなお写真となりました。

通夜、葬儀両日ともにピアノの生演奏がありました。
優しい音色が式場内を包み込みます。

祭壇近くにはお父様のお好きだったものがたくさん。

お酒はよく飲まれていたとか。

通夜、葬儀と厳粛なお式が営まれました。

遠方のご家族の方からの弔電を奉読しました。
たとえ参列ができずとも、
お父様を思う気持ちはしっかり届いていることと存じます。

お別れの儀。

沢山の生花をお手向け頂き、
お別れの水の変わりにお好きだった冷酒で口元を濡らして頂きました。

ご家族の中にはお酒をお父様にかけてあげる方もいらっしゃいました。

向かう先でもお好きだったお酒を召し上がられることでしょう。

晴れ渡る青空の下でのお旅立ちでございました。

喪主様をはじめ、ご家族の皆様へ

大変お疲れ様でございました。
これからより寒い日が続いていきます。
体調の変化に気を付けて頂き、
どうぞご自愛下さいませ。

お父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

平安会館　大府斎場スタッフ一同
（写真左から酒井、喪主様、お孫様、櫨）