平安会館 大府斎場の酒井です。
静かに雨が降り注いだ3月5日。
24年の生涯に幕を降ろされた大切な息子様の葬儀が執り行われました。
喪主はお父様が務め上げて下さいました。
祭壇は白木で飾られ、
たくさんの生花や果物篭で彩られました。
祭壇近くには息子様の使われていたユニフォームやコレクションされていたグッズなどを飾りました。
小学校から高校までサッカーに励み、社会人になってからも同僚の方とフットサルでさわやかな汗を流していたそう。
飾られたたくさんの写真には甥御様と写るものが多くを占めておりました。
時にはお兄ちゃんのように、時にはお父さんのように甥御様を可愛がっていたとのこと。
お母様から甥御様が初めて喋った言葉が息子様の名前だったと伺い、絆の深さを感じました。
それ以来、息子様のことを甥御様はずっと呼び捨てで呼んでいたとか。
さわやかに微笑む遺影のお写真。
その下にはお寺様から授けられた戒名の記された位牌がありました。
福應堅諄信士(ふくおうけんじゅんしんじ)様。
お寺様の法話で、名前だけでも覚えてあげてと読み方を教えて下さいました。
通夜、葬儀と延べ300名を越える方が会葬に来てくださいました。
お姉様方が用意して下さったメッセージカードを多くの皆様がお書きになり、寄せ書きを作成。
息子様がお休みになる柩にも直接思い思いのメッセージをお書き頂きました。
『ありがとう!』
『またサッカーしような!』
『また飲みに行こう!』
周りの皆様にとってもどれだけ大きな存在であったかが伝わって参ります。
最期のお別れのひと時。
ご家族のみで少しの間でしたが過ごして頂くことができました。
幼い頃からのご友人に柩に手を添えて頂き、
多くの皆様に見送られる中でのご出棺でございました。
喪主様ご夫妻をはじめ、ご家族の皆様へ。
ここでは書き記せないほどのたくさんの息子様の思い出を教えて下さり、ありがとうございました。
ご不安なことばかりかと思いますので、
いつでもお声がけ下さい。
息子様のご冥福を心よりお祈り致します。
平安会館 大府斎場スタッフ一同
(写真左から:酒井 喪主様)