残暑の中、秋の香りが徐々にし始めた9月のひと日。
満百歳の、皆様に愛されたお母様のご葬儀がしめやかに営まれました。
平安会館 東海荒尾斎場の酒井と申します。
お母様は日本中がまだ苦しかった時代に愛する4人のお子様を立派に育て上げたかけがえのない存在。
その深い愛情は生涯変わることはありませんでした。
喪主は長男様が務め上げられました。
百歳のお祝いとして愛知県から頂いた額。
祭壇のお近くに飾りました。
思い出のお写真でお作りしたビデオの中にも、この額を持って写るお母様のお写真がありました。
眼鏡をかけ、好きな本を読む姿や、チクチクと縫い物をする横顔が思い出されますと喪主様はお話下さいました。
遺影のお写真として祭壇中央にいらっしゃるお母様。
4人のお子様が選ばれた2枚のお写真でご準備をお整え致しました。
通夜、葬儀とお母様のお人柄からか、ご近所にお住まいの方など多くの方が弔問に来て下さいました。
皆様、お心を込めてしっかりとご焼香されておりました。
また、お母様とのご対面のひととき。
弔問に来られた方もゆっくりご対面頂く事ができ、思い出話をされているお姿も垣間見えました。
多くの方々に見送られながらのお旅立ちでございます。
喪主様、ご遺族、ご親族の皆様。
大変お疲れ様でございました。
徐々に寒暖の差が出て参りました。お身体壊されませんよう、ご自愛下さいませ。
お母様のご冥福、心よりお祈り申し上げます。
平安会館 東海荒尾斎場スタッフ一同
(写真左端:酒井、中央:ご葬家の皆様、右端:櫨)