私ども名古屋冠婚葬祭互助会及び平安閣は、昭和28年11月の創業以来「冠婚葬祭の儀式を通じて、よりよい人間関係を創るお手伝いをする志事」を社是とし、名古屋市内及び愛知県尾張地区を中心に、冠婚葬祭業一筋に事業を営んでおります。
私たち日本人は古来より、人生の節目ごとにさまざまな儀礼をおこなってまいりました。例えば、お宮参りなどの出産に関わる儀礼、七五三や成人式など成長に関する儀礼、夫婦となる結婚式、長寿を祝う喜寿・米寿などの儀礼、そして死に際しての葬送儀礼などです。
これらの儀礼を通して、家族や親族そして地域社会との絆を深めて来たのです。
しかしながら、核家族化や少子化・高齢化の進展とともに、結婚式をしない層の出現、葬儀の簡略化など、人々の儀礼への想いや社会が儀礼に求める意義付けも変化してきました。この変化と同軌をとるように、家族や親族そして地域社会との関わりが希薄になってきたような気がしています。
人は、一人では生きてゆけません。2011年3月に起きた東日本大震災は、我々に「絆」の大切さを再認識させてくれました。
冠婚葬祭は、ややもすると希薄になりがちな今の人間関係を、再構築する絶好の機会であると思っています。
平安閣グループはこれからも、「よりよい人間関係を創るお手伝いをする志事」に愚直に取り組んでゆく所存です。
皆様の温かいご支援を引き続き賜りたく、お願い申し上げます。