体調の崩しやすい季節となってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
平安会館 みどり斎場の田尻と申します。
寒さがすこし和らいだ2月のひと日…春の陽だまりのような笑顔の良き父であり良きおじいちゃんだった方のご葬儀がしめやかに執り行われました。
お仕事を退かれた後、夢中になってみえたという彫り物の制作…”大黒天”などもお作りになったそうで、作品は素晴らしい仕上がり。
拝見させていただくとやわらかい笑顔に思わずこちらもほっこりしてしまいます。
大工をされていたということもあり、器用な手先を生かされてそれは熱心に取り組んでみえたとか…
完成した彫り物は周りの方々に差し上げて..それはきっと、皆様の喜ぶ顔がご覧になりたくて頑張っていらしたのでしょう。
優しくて 温厚で…温かな愛情で包んでみえました。
命のたすきは二人のお孫様、そして四人のひ孫様方へ繋がり、心臓を患いながらも今日までご家族のそばにいて下さいました。
お別れを迎えられた今、寂しさは募ることでしょう…
それでも両手から溢れるほどたくさんの思い出を作ることが出来たことへの感謝の気持ちは皆様のお心のうちにおありだと存じます。
大往生を遂げられたお父様へ贈る言葉はさようならではなく
「お疲れ様」と感謝のひとこと。
きっとこの先も、彼の地でご家族の皆様を見守って下さることでしょう。
皆様の健康を心からお祈りいたします。
どうぞご自愛くださいませ。