ふれあいブログ

『春の彼岸法要』

こんにちは。
中村斎場館長の伊藤です。

春のうららかな日射しと、爽やかな風に花の香りを感じる今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

今日は会館のスタッフと共に曹洞宗の龍源寺という
お寺様へ春の彼岸法要のお手伝いに行って参りました。

暖かく絶好のお彼岸日和で、本堂の前には「つくし」が顔を出していました。
本堂とつくし
さて、ここで「彼岸」について少し説明をします。

お彼岸は年に2回あります。

一度目は春で、春分の日(3月21日頃)で、二度目は秋分の日(9月23日頃)を中日として
それぞれの前後3日を合わせた各7日間がお彼岸です。
ということは一言に「彼岸」と言っても1年で14日あることになります。

「彼岸」という言葉は仏教用語からできたもので
梵語「波羅密多」(はらみた)の訳だと言われています。

正しくは、到彼岸(とうひがん)つまり生死を繰り返す迷いの世界 生死輪廻(しょうじりんね)である
此岸(しがん-この世のこと)を離れて苦しみの無い安楽な彼岸に至るという意味だとのことです。

諸説ありますが、お彼岸にお寺やお墓へお参りするということは
ご先祖様や自然に感謝を捧げ、今わたしたちがこうして平和に暮らせているのも
ご先祖様や自然などありとあらゆるもののお蔭であることを感謝する日なのです。
お墓参り
今日は好天もあってか、何と180名もの方々が、お墓参りをされ本堂にてありがたいお経をいただきました。

小学校低学年位のお子様から、ご年配の方までたくさんの方がお参りされました。
本堂の様子1


(向かって右から:中村斎場 伊藤、龍源寺ご住職、中村斎場 山崎、生田)

お寺のご住職というと、アニメの一休さんにでてくるような
とても厳しい方をイメージする人もいるかもしれませんが、龍源寺のご住職はとても気さくで話し易い方です。

お参りに来ている方々と、ご住職との会話を聞いていると
ご住職が檀家さんの為に、地域の為にと、日夜粉骨砕身していらっしゃるのが、よくわかります。

近年では少子化や家を継ぐ人がいない等の様々な理由で
お墓を持たない方、お墓を持っていても取り壊してしまう方もいらっしゃるとか。

供養の形は人それぞれとは思いますが、ストレスや悩みの多いこの社会
心の拠り所として、何か悩みや困った事があった時に自分自身と向き合ったり
祖父母なら、両親ならきっと私の為にこんな風に励ましてくれるだろう
こんな風に叱ってくれるだろうと亡き方と向き合う時間を作る事ができると思うのです。

お仏壇やお墓の存在意義や存在価値について今一度考え直してみませんか?

  • カテゴリー
  • イベント
  • 地域活動
  • スタッフブログ
  • 絆ブログ
墓地・暮石の華石
仏壇の平安
平安閣 外商部
JAなごや組合員様への案内
イベント情報
ありがとうを贈ろう。
株式会社 平安閣 新規採用情報