こんにちは
平安会館 有松斎場 渡井です。
菜の花がきれいに咲き誇る4月
大切なお父様のお葬儀をお手伝い致しました。
満62歳のご生涯
皆様に優しく、とてもお酒がお好きだったそうです。
建設の職に就き
技術の確かさと、仕事への情熱を持ちながら
家族の為にと 仕事に励んで下さったお父様。
病が見つかってもなお、現役生活を続けていらっしゃいました。
すべての言動の中に
義理人情に溢れた内面が滲み
職人らしい頼もしさをお持ちでした。
忙しさを縫って、海や動物園、釣りへご家族を
連れて行って下さり、
お孫様を前にすると、可愛がり方が分からず
照れながら勉強などを教えていらしたそうです。
通夜、葬儀には
喪主様が予想できなかったほどの方が足を運んで下さいました。
ご親族様の挨拶では
お子様たちや、お兄様からの挨拶を頂きました。
皆様へのたくさんの感謝
そして
お父様との思い出、尊敬、感謝、愛情がお言葉の中に溢れていました。
喪主様からは
“ いろいろな方に褒めてもらって
長男として、えらい父を持ってしまったな
今夜は少し父のことを思い出して
楽しくお酒を飲んで下さい。 ”
息子様方からは
“ しっかり旅に気をつけていくんだよ
おやっさんにほれとんだ
いつまでも いつまでも
俺のおやっさんでいて下さい。 ”
“ 喧嘩をしたこともあったけど
今思えば すごい偉大な父親でした。
仕事でもプライベートでも ”
とお父様の事をいつもと同じ呼び方でお話されていました。
娘様からは
“ 笑ったときに目じりが下がって
優しい顔のお父さんが大好きでした。
いつも助けてくれて 守ってくれてありがとう
やさしい父と一緒になれた母は幸せ者
ずっと笑顔の素敵な母と一緒にいれた父は幸せ者です。 ”
と涙ながらにお話下さり、
お兄様からは “ 弟のために集まってくれてありがとう ”
と皆様への感謝のお言葉が溢れていらっしゃいました。
最期のお別れの際には大好きだった芋焼酎を
プレゼント
たくさんの方がお別れのお花を手向けていらっしゃいました。
出棺の際には
お仲間が手拍子と共に歌を歌って下さり、
奥様からきっとこの方がうれしいと思うと伺っていた
「 いってらっしゃい 」
と皆様に声をかけて頂き
明るい雰囲気の中でのお見送りでした。
ご家族の皆様、ご親族の皆様
大変お疲れ様でございました。
お疲れが出ませんように、お体ご自愛下さい。
お父様のご冥福を
有松斎場スタッフ一同
心よりお祈り申し上げます。
【 写真 上段左:高鍬 上段右:渡井 】