こんにちは、平安会館昭和川名斎場の佐々木です。
本日お手伝いしたお葬式のお話です。
故人様は享年100歳のお母様でした。
関東大震災
大東亜戦争
伊勢湾台風など
ご挨拶の折、長男である喪主様が仰ってみえました。
お母様がその長い人生の中で数々の苦難を乗り越えられてきたこと。
そんなお母様から人生の辛さと嬉しさを教えて頂いたこと。
奇しくもご長女様の誕生日に亡くなられたお母様。
「幾度となく危篤の連絡がありましたが、きっと私の誕生日まで頑張ってくれたのだ」
とご長女様が仰ってみえました。
式場の入口にはお母様が作られた小物を飾りました。
こちらはお母様がよく着ていらっしゃった洋服です。
実はこのお洋服、ご本人のお手製だそうです。
こちらの掛軸はお母様がずっと大事にしていた1点。
「もしもの時にはお柩の中に手向けて欲しい」とご本人のご意向もありました。
たくさんの想い出を残してくれたお母様に、
たくさんの感謝の氣持ちを込めて手を合わせました。