平安会館 半田中央斎場の田尻と申します
皆様の悲しみが雨となり降り注いだ六月のひと日
ご親族、親しき友人方と多くの方に慕われた尊き女性のご葬儀が執り行われました
小学校の教員を長きにわたり勤めてみえた温子様
美術の先生をされていて、絵の上手な方で有名だったそうです
ご自宅にもたくさんの作品があり、式場では作品展のようでした
通夜式でも多くの御友人や元生徒さん、近所の皆様が足を運んでくださいました
「先生のお参りに行きたいのですが、今から行っても間に合いますか?」
そんな心温まるお電話もありました
駆けつけて下さった方々もお式に間に合い安心された様子でした
ご焼香、お花手向けと皆様最後までご同席いただき……
お花を手向けていただいてのお別れ
顔周りから胸元、足元まで抱え切れないほどの花々を納めていただきました
「よく頑張ったね」
「お疲れ様」 「ゆっくり休んで」
「先生、ありがとうございました」
ご親族もお参りの皆様も様々な言葉を掛けていらっしゃいました
皆様の悲しみが雫となり、降り注ぐ雨の中のご出棺
彼の地でも絵筆を手に取り、キャンパスの前でまた数多くの作品を生み出してくださるのではないでしょうか
日々を元気に、笑顔で過ごしていただくことが温子様への何よりのご供養になるかと存じます
温子様、お疲れ様でございました
ゆっくりお休みください
半田中央斎場スタッフ一同