春弥生
木も花もつぼみを膨らみかけてきましたね。
こんにちは
平安会館 有松斎場 渡井です。
大正時代から歩まれた大切なお母様の
時の流れを感じるご葬儀が執り行われました。
手先が器用で
90歳を過ぎてからも
時間がある際には
めがねを掛けず
裁縫・ミシンを使いながら
ご自身の帽子や小物入れ作り
毎日の日課と言えば日記を書くことだったそうです。
朝顔が大好きで
毎年種を蒔いては、花が咲くのを楽しみにされていました。
静岡県磐田市出身のお母様
郷土の“ はま納豆 ”が大好きで
お孫様が浜松に行った際には探して下さり
おかゆの上に乗せて美味しそうに召し上がったそうです。
式場の入り口には
思い出の写真とお母様が詠んだ俳句を飾りました。
~歩く道 いつまで続く 鈴の音
歩く道 いつか消え行く 杖の音
二人ずれ 九十九の峠坂を 超えたい
まだ元気 夢をみたら まだ歩く
いばらの道 二人で歩く 仲の良さ
老い夫婦 頂きますと 声大に ~
この作品を詠むと
ご主人との仲睦まじい姿が頭に浮かびます。
ご葬儀の時には
仲のいいご主人もいらっしゃり
最期のひとときをご家族の皆様で過ごされました。
ご家族、ご親族の皆様
大変お疲れ様でございました。
お母様の思い出話を教えて下さり、ありがとうございました。
ご不明なことがあれば
いつでもお尋ね下さい。
有松斎場 スタッフ一同
心よりお母様のご冥福をお祈り申し上げます。
【 左:中村 右:渡井 福山 】